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2009年07月18日

省エネ法・・・・

省エネ法・・・・ちょっとお仕事な話し。
省エネ関連計測機器を製造販売している関係で、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)の改正については超敏感な会社。2008年の法改正では、エネルギー管理が工場単位から事業者単位への変更され、2010年4月1日から施行されます。それはどういうことかと言うと、今までの一定規模以上の大規模な工場に対する工場単位のエネルギー管理義務制度から、業務・事務部門を含む事業者(企業)単位のエネルギー管理義務制度に変更になってます。あと、一定の要件を満たすフランチャイズチェーンについても、チェーン全体を一事業者として捉え、事業者単位の規制と同様の規制が導入されます。これ実はとっても大変な事で、今まで省エネ法の適用を受けてこなかった多くの中堅企業や複数店舗で事業を展開する企業等で、新たにかなり多くの企業が対象となるはずです。
そこで登場してくるのが、エネルギー管理士やエネルギー管理員。
省エネルギーセンターのホームページでは、これらをこう説明しています。
エネルギー管理士
エネルギー資源の乏しい我が国にとって、エネルギーを可能な限り有効に使用することは重要な課題です。このため、昭和54年に「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(通称、「省エネルギー法」)が制定されるなど、種々の省エネルギー施策が推進されています。以下で紹介するエネルギー管理士制度も省エネルギー法で定められています。

(1)規定量以上のエネルギーを使用する工場は、第一種エネルギー管理指定工場に指定されます。このうち製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の5業種は、エネルギーの使用量に応じてエネルギー管理士の免状の交付を受けている人のうちから1人ないし4人のエネルギー管理者を選任しなければなりません。(前述5業種以外の業種についてはエネルギー管理員の選任となっています。)
第一種エネルギー管理指定工場
熱(燃料等)電気を合算した年間使用量が原油換算3000kl以上
(2)第一種エネルギー管理指定工場(製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の5業種)の事業者は「エネルギー管理士免状」の交付を受けているもののうちから、当該工場のエネルギー消費量に応じ一定人数(1~4名)の「エネルギー管理者」を選任しなければなりません。

エネルギー管理員
省エネ法とは、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の略称で、エネルギーの有効活用、エネルギーの無駄使いをなくすため、昭和54年に制定され運用されてきました。エネルギーの使用は、温室効果ガスである二酸化炭素等の排出を伴うことから、地球温暖化問題の解決のために特に最近ではできる限り効率よくエネルギーを使用することがたいへん重要となっております。

「省エネ法」では、エネルギー多消費工場である「第一種エネルギー管理指定工場」と、中規模のエネルギー消費の工場・事業場である「第二種エネルギー管理指定工場」があります。

工場はもとよりオフィス、病院、学校、ホテル、デパートなど、あらゆる事業場において、年度(4月1日から翌年3月31日まで)のエネルギー(燃料(熱)+電気)使用量が原油換算1,500kl以上3,000kl未満を使用しているところは、エネルギーの使用状況の届け出が必要になり、その届出に基づいて経済産業大臣が「第二種エネルギー管理指定工場」として指定します。

第二種エネルギー管理指定工場及び第一種エネルギー管理指定工場のうち製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の5業種以外の業種(例えば大規模オフィスビル、デパートなどの第一種指定事業者)には、国が指定した機関(指定講習機関)の実施する「エネルギー管理講習」を修了した者又は「エネルギー管理士」の免状取得者のなかから「エネルギー管理員」を選任することが義務づけられております。

(1)第一種指定事業者が設置している第一種エネルギー管理指定工場(年度のエネルギー使用量:原油換算3,000kl以上)
「エネルギー管理講習」の修了者又は「エネルギー管理士」の免状取得者のなかから「エネルギー管理員」を選任しなければなりません。
(2)第二種エネルギー管理指定工場(年度のエネルギー使用量:1,5000kl以上3,000kl未満)
「エネルギー管理講習」の修了者又は「エネルギー管理士」の免状取得者のなかから「エネルギー管理員」を選任しなければなりません。

と、言う事で大変なんです。(笑)
なんだかよくわからないでしょ。
でもね、たぶんこれらにならなければいけない人はたくさんいると思いますよ。エネルギー管理士は経済産業大臣認定、エネルギー管理員は省エネルギーセンターが実施するエネルギー管理講習を1日受ければなれます。これがまた頭が痛くなるような講習で、ぶ厚いテキスト3冊を1日でやるんですから、もう大変なんです。最後に15問20分間のテストがあり、4段階評価が会社に送られちゃうんですよ。何とかA判定。たとえD判定でもエネルギー管理員にはなれるんですけど、やっぱ会社に送られるとなるとね。自慢じゃないけど、講習内容はもう忘れました。ハハハハハ


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Posted by つぼちゃん at 07:15│Comments(6)
この記事へのコメント
何だか小難しい話だけど、要は事務所にそういう管理をする人を配置しなさいって事ですよね?
エネルギー管理士は該当しないけど、エネルギー管理員は出番がこっちに回ってきそうです・・・(笑)

細かく分けて、いろんな資格を設けて・・・これじゃあ、それを管理する国の機関の人、公務員削減を防止する措置のようにしか見えないのはσ(・_・)だけでしょうか。^^;
Posted by ぷー at 2009年07月18日 09:34
ぷーさん、省エネは推進しなけりゃいけない事なんですが、企業はもうそうとう努力してますからね。
本当は家庭の努力なくして、エネルギー使用量の削減は難しいと思うよ。
そしてそこでいろんな資格が登場して、お金を出して講習うけて・・・・・・
Posted by つぼちゃん at 2009年07月18日 10:04
仰るとおり企業は切り詰めてますよ。
省エネは目に見えるコストの削減に直結ですからね。
特にウチのような製造業は気を遣ってますよ。
あと、コンビニやスーパーの深夜営業とかも時間帯売上で見ると赤字のお店が多いので無駄ですよね。
Posted by BIGDADBIGDAD at 2009年07月18日 13:42
BIGDADさん、そうですよね。
これ以上努力できないんじゃないのって感じですよ。
各家庭が省エネしたら、そりゃぁスゴイんですけどね。
Posted by つぼちゃん at 2009年07月18日 18:46
私が携わるビルメンテナンス業でもかなり関心は高く設備の運転管理をするのにさらに気を使って行かなければならないので大変です。
私も細かいことは分からないのですが、この時期は最大需要電力が一年で最も高くなる時期なので古い設備などはかなり気を使います。
すみません何かよく分からないコメントですよね(笑)
という事で大変なんです(爆)
Posted by しゅーくん at 2009年07月18日 21:08
しゅーくん、たぶんこれからエネルギー管理の仕事で儲けられると思うよ。
ウチの社内的にも、ビルメンテンス業界は注目してます。
株式投資するのは今かと。(笑)
でもね、そのとおりなんです。
間違いなく今年は35℃を越える日が増えるので、電力消費は高校野球の頃にピークです。
最大デマンドを越えてしまう工場は多いと思います。
いかんいかん仕事モードになっちゃいました。
近々PRに伺いますので、お昼食べに行きましょう。
Posted by つぼちゃんつぼちゃん at 2009年07月18日 21:26
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